以前、「チャビー」のオーナーからも素晴らしいと聞いていた沼津のブルーウォーター。機会があって訪れてきましたが、先に言います。評判どおりとっても素晴らしいお店!!
ここ数年、マイナスイメージばかり蓄積し続けてきたカフェという業態に、久しぶりに感激させてもらいました。
カフェのことになるとついつい熱くなってしまうのでご勘弁を…
飲食店の中でも、とりわけカフェというのは自分との相性が重要で、評判の店でも合わないと感じれば非常に居心地が悪いし、逆に他店と比較して特筆すべきものがない店でも、すごーく気にいってしまうこともあります。
さらに、年齢による好みも大きい。私自身も、20歳そこそこの学生時代と社会人のいまとでは、行きたいお店はかなり変わっています。昔は雑居ビルにあって、家具は不揃いなアンティークで…という隠れ家的なカフェが好みでしたが、最近は客席がゆったりとして、疲れない空間が好きです。
ただ、好み以前の最低条件というのはカフェでもあると思うんです。
例えば料理。いまはカフェ飯でもおいしいのが当り前。手が込んでなくても、丁寧に作ったものを適正価格で出すのが基本だと思っているのですが、まだまだテキトーな料理を見合わない高価で出しているお店も多いです。
それから接客。カフェで最もがっかりさせられることの多い部分ですが、付かず離れずの接客を勘違いしているカフェスタッフのなんと多いことか。客が呼ぶまで放置とか、ろくに挨拶もないのは接客以前の問題です。
そして空間。食事をするのには向かない低すぎる椅子やがたつくテーブル、清潔感のない厨房など…。
そうしたことが一切気にならない、むしろ気持ちいいと感じさせてくれたのがこのブルーウォーター。
店内入口は洋服や雑貨の販売コーナーで、ナチュラル素材のものがたくさん。コチラもセンスがよくて、思わず欲しくなってしまう。
奥のカフェは広々とした40席ほど。川に面したガラス張りの明るい空間で、テラス席も。川を望む窓側の席は人気のようで、予約で埋まっていることも多いそう。
いただいたパスタランチはサラダ、ドリンク付きで945円。ポタージュが+100円で付けられますが、このポタージュがおいしかった!とってもクリーミーで、押し麦?や人参などが入っていて、食感も楽しい。
パスタは日替わり2種のほか定番もあり、この日はお店の名物「玉子とベーコンとキムチのスパゲティ(キムチ入りカルボナーラ)」を。かなりのボリュームでびっくりしました。パンチェッタ風の厚切りベーコンがたっぷりで、クリームたっぷりのソースもおいしい!
ランチはほかに5種のデリが付くキッシュプレートや、しょうが焼き、海老ニラ焼きそばなど10種類ほどあり、通っても飽きなさそう。
夜のメニューも魅力的。一品やごはんものをはじめ、デザートも豊富に揃っていました。
お隣の「ルーム」では、また違った料理がいただける様子。
お店のコンセプトは「日常の延長」。ショップもカフェも、自然に日常の中で利用してもらいたいというように、お客さんにとってはここでの食事もいつもの毎日の一部。
そんな沼津市民がうらやましくなった日でした。
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