北海道からいらしたお仕事でお世話になっている方との夕食。
「東京で流行っているワイン酒場に行ってみたいです」とのリクエストを受け、選んだのは神田の「ヴィノシティ マジス」さん。
「こぼれスパークリング」なるユニークな売り方を編み出し、またたく間に大繁盛。
ワイン酒場ブーム、そして神田の新旧グルメ闘争を牽引する存在です。
「マジス」は2号店で、ロゼワインがテーマ。
柑橘系のスッキリから、ベリー系の香り、凝縮感のあるもの…など、オンメニューで30種類はあるでしょうか。多彩なタイプが揃います。
ロゼがここまで揃うお店ってないので、せっかくなのでボトルで注文。
もちろんこぼれスパークリングも。
ちなみにこちらのお店、冷やしたものをあえて常温で置いて、温度変化による味の違いも楽しませる趣向。
ロゼの温度変化って、確かにあまり気にしたことなかった…。
お通しのカレー風味のクルミと、人気メニューの埼玉産生ハム。
パルマハムのようなしっとり感ではなく、噛むごとに深い味わいを感じられて、とっても美味。
春キャベツとアンチョビ、桜エビ。
春らしい彩り。400円なり。
玉ネギと魚のマリネは、マリネ、生、揚げの3種の玉ネギと、オイルサーディンを重ねた前菜。
玉ネギの多彩な食感が面白いです。
こちらも人気の日替わりキッシュ。春キャベツとベーコンだそうで、間違いなくおいしい。
田舎風パテ。この日食べたなかでは、一番凡庸かな。
私にはちょっと脂がきつかった…。
ツブ貝とタケノコのココット蒸し。
これも春らしい味わい。
せっかくなのでフォカッチャを追加し、スープに浸して食べる。
まわりカリカリ、中ふんわりで、想像以上においしくてビックリ。
大繁盛につき、現在は2時間入れ替え制をとっている同店。
お会計も安い…。
流行る要素を充分すぎるほど感じる人気店でした。
ちなみにこの後、神田で2軒はしごしましたが、その詳細はまた後日