バルブームの影響でやたらワインを売りにするお店が増えましたが、反面、安さだけが売りでワインも料理も中途半端なお店が出てきているのも事実…。
ここ「torois」さんは、料理もワインもまっとうなワイン食堂。
素敵なソムリエールさんと、穏やかなシェフのコンビの醸す雰囲気にも和んでしまうお店です。
取材で何度かお世話になっていたのに、プライベートではようやく来れた…
ワインは、すべてビオワイン。
細かなリストはなく、口頭でおすすめを選んでもらいます。
アルザスの「マルクテンペ アリアンス」。
私の好きなアルザスのワインのなかでもこれは甘みがしっかりあって、芳醇な旨口
私の好きなアルザスのワインのなかでもこれは甘みがしっかりあって、芳醇な旨口
レバーパテは、クリーミーでやさしい味わい。
ボリュームたっぷりのニース風サラダ。
全体的に野菜のお料理が多いのも、女性に支持される要因ですね。
白子と白菜のクリーム煮。
周りはサク、中はとろーんとした白子が絶品!
クリームも重すぎなくてさらっといけちゃうおいしさ。
こちらのシェフはフランス料理でガッツリ修業しているので、お料理がどれも丁寧で繊細。
いわゆるバルのお料理よりも本格的なのに、気取らない価格で楽しめるのがうれしいところ。
それから、バルのようにガヤガヤしていないので、おしゃべりを楽しみながら静かに飲みたい時も最適。
ちゃんとしたワインと、美味しいお料理を楽しみたいときに来たいお店です。