ありあけのハーバー~♪の隠れたドラマ

引っ越しを終え、ふと「今後は地元の銘菓を持参する際は、
横浜土産になるのだなぁ」と感じまして。
先日、新横浜の高島屋フードメゾンに寄った際も、
地元の銘菓がたくさんあってちょっとワクワク。

以前、横浜ウォーカーをお手伝いさせていただいていた際、
いくつかは取材もしましたが、まだまだ食べたことのない銘菓がたくさんあるので
今後はその開拓も楽しみラブラブ

フードライターrieの食日記

さて、有名な横浜銘菓のひとつに挙げられるのが「ありあけ」のハーバー。
独特なCMソングも有名なのでずいぶん昔からあるお菓子だと思っていましたが、
HPを見ると「平成12年 製造復活」とのこと。

ウィキペディアによると、元祖は横浜・鶴見区にあった有明製菓が1954年に発売。
戦後の食糧難の名残でまだ洋菓子自体が贅沢品とみなされていた時代に、
ふんだんに用いた栗に夢をもじって「ロマン」と命名されたが、
船をかたどったデザインであったことからハーバーに改名。

以後、地元テレビなどで積極的に宣伝を行ない知名度を高めたが、
バブル 期の不動産投資失敗により1999年に倒産。
一旦は市場から姿を消したものの、横浜銘菓として復活を望む声が多く、
2001年に現在の会社により製造が復活したそうです。

有名な銘菓の影にも、こんなドラマがあったのですね…。

そんなありあけのハーバー、
薄くソフトなカステラ生地で粒栗入り栗餡を包んだ「横濱ハーバー」が定番ですが、
今回いただいたのはチョコ味の「黒船ハーバー」。

フードライターrieの食日記
カカオニブス入りのカステラ生地で、チョコレート風味の白あんを包んだもの。
封を開けるとカカオの香りがふわっと立ちますが、
食べてみるとチョコレートの風味は弱めで、全体的にマイルドな味わい。

他にも、生月餅の「とうふく」、レーズンサンド「濵の絆」、
ロールケーキなどの商品も。

なお復活後は横浜銘菓にこだわる姿勢を強調しており、
都内の百貨店にはあまり卸していないようです。

めちゃくちゃおいしい!という斬新さより、
大人から子供まで食べやすく、いつでも安心感のあるおいしさ、というのが、
長く愛される地元銘菓に求められる要素かな~と思います。

今後も横浜銘菓、随時アップしていく予定ですのでご期待くださいませ!!

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