ご当地おやつから、私の好きなおやつを一つ。
有名ですが、熊本県の「いきなり団子(だご)」。
そういえば実家のおやつに、ふかしたさつま芋はかなり多かったなぁ
物産展などには必ず登場するこちらは、輪切りにしたさつま芋と小豆あんを小麦粉の生地で包んで蒸し上げたシンプルなお菓子。
もちもちの皮と、ホクホクのお芋、小豆あんの3つのバランスが絶妙です。
あんこが入ると一気にふくよかなおいしさが増すのは、日本人ならではの味覚でしょうか。
名前の由来は、短時間で作れるという「いきなり」の意だという説と、生の芋を調理することから「生き成り」の意だという両説があります。
熊本ではもとは繁忙期の農家のおやつとして生まれたそうで、戦後の食糧難の時代には、あんこなしも多かったそう。
こちらも時代の流れか、しろあんやこしあん、紫芋といったバリエーションも増えています。
私が先日食べておいしかったのは、「冷やしいきなり」!
アイス感覚で食べられるので、夏の時期にもおすすめです~。
なお普通のものは、レンジで少し温めてもおいしいの。
冷やしいきなりは、銀座のアンテナショップ「めざマルシェ」で買うことが出来ますよ