鎌倉・長谷で、2010年に創業したたい焼き専門店「なみへい」。
メディアにも多々登場する人気店ですが、念願叶ってようやく来訪I
浪花家で修業したという若い店主。
たい焼きは、師匠と同じく今では希少となった一丁焼き=天然ものにこだわっています。
そのため、一時間に焼けるのは60匹が限界なんだとか。
一丁焼きならではの、美しい形!
生地は、砂糖や卵を加えず粉と水、重曹のみ。
香ばしくてあっさり、食べやすいのが特徴です。
また、大量生産の養殖物に比べ生地が薄焼きなので、たっぷり詰まったあんこを堪能できるのも天然ものならではの醍醐味。
つぶしあん、抹茶、ゴマ、栗の定番4種に、季節のたい焼きもありバリエーション豊富。
なかでも写真の抹茶は、小さい子どもからお年寄りまで不動の人気だそうです。
甘さ控えめ、風味豊かで、確かに他では味わえないおいしさ。
店頭ではその他、焼きそばや天然酵母パン、自家製アイスクリーム等も販売しています。
まさに現代の駄菓子屋、といった風情で、近所にあったら毎日寄りたくなってしまいます。
パンの人気は、焼きピロシキ。
揚げていないのでさっぱり。パン生地本来の美味しさが味わえます。
店内には10席ほどのイートインスペースもあり、遠方から訪れても熱々を食べられるのが嬉しい。
テイクアウトでもいただきましたが、温めなおせば自宅でも焼きたての香ばしさを再現できます。
夏限定のかき氷も絶品らしいので、季節ごとに訪れたいお店です