祐天寺在住の頃、もっとも通ったラーメン屋さんといえば駒沢通り沿いの「醤丸」さん。
深夜3時まで営業がありがたく、飲んだ帰りに何度寄ったことだろう…。

そんな「醤丸」さんは休業を経て、現在はオーナーが変わって変わらず営業中。
そして元オーナーが2011年2月に復活し、オープンさせたのがここ「とんこつ麺　砂田」さん。
その頃にはすでに三茶に引っ越していたこともあり、ずいぶん経ってからの来訪になってしまいました。

店舗は、もとは確かビストロかイタリアンだった場所。
ラーメン店としては広めなので、余ったスペースは待ち合い席のようになっています（笑）

ひげがトレードマークのオーナーさん、一見すると怖そうですが実は帰り際などはやさしく声をかけてくれて、感じのいい方。
結構なお歳かと思われますが、親しみのある人柄も常連さんが多い理由なんだなと感じます。

「ラーメン」650円という良心的な価格は、「醤丸」時代と変わらず。
メニュー構成も、ラーメン＋トッピングが基本で、角煮めしなどのご飯とこれまた以前と同じが嬉しい。

とんこつ醤油のスープに、やや平たい縮れ麺。
厨房に見える大きな寸胴といい、具のホウレン草といい、たぶんたっぷりのガラでスープをとる「家系」に近い作り方なのでしょうが、豚骨の臭みがなくとってもまろやか。
麺とのバランスもバッチリです。

斬新さはなく、衝撃的においしいわけではないけれど、つい通ってしまう味ってきっとこういうラーメンなんだろうな。

久しぶりにこの味が食べられてとっても懐かしく、嬉しかったです

オーナーさん、これからも元気で頑張ってくださいね！！