ブログでも相当評判のいいこちら。
深夜2時までという営業時間もありがたい。
オステリアとうたっているからもっとカジュアルな雰囲気と思っていたけど、意外にリストランテぽい落ち着いた雰囲気。
店内のワインセラーは、ワイン好きならかなり惹かれると思う。
普通はシチリアだったり、北イタリアだったり、地域を限定する店が多い中、こちらはイタリア全土の郷土料理が味わえる、というコンセプトが非常に面白い。
それゆえ、どちらかというとイタリアンを食べなれた食通たちにはまる店。手打ちパスタも相当ディープ。
そして圧倒されるのが、メニュー数の多さ。
アラカルトでパスタフレスカが15種類以上。キタッラやパッパルデッレなどのロングパスタから、トルテッリ、アニョロッティなど詰め物系も豊富。
写真のように、目の前で見せてくれます。
それぞれソースも、例えばバターソースでいただくフリウリ名物「チャルソンス」などイタリアの各地に根ざしたものが多くて、パスタ好きにはたまらない感じ。
6500円~のおまかせでも、前菜、パスタ、メインとアラカルトから選べるシステムもすごい。全メニュー制覇したいと書いていたブロガーさんがいたけど、その気持ちすっごいわかります。
これは「コレツェッティ 焼きなすとあわせたくるみのソース リグーリア風」
なすはソースと一体化しているので、書いてなければ分かりません。食べるとほのかに青臭い感じのなすの風味が感じられる。
ちょっと茹ですぎだったかな?もう少し弾力があるほうが好きかも。
そして、味の想像が付かなくて注文したのが「かぼちゃとアマレッテ、モスタルダのトルテッリ ズッキーニとバターのソース」これ、かなり個性があります。かぼちゃの甘さにアマレットの風味が全面に出ていて、かなり甘い。苦手な人はだめな味かもしれません。
ほかにもアマトリチャーナ、鯵とフェンネル、海の幸と黒オリーブなど郷土性のあるパスタがずらり。
メニュー名の横に各州の名前が書いてあるのもいいですね。
ワインもイタリア各州のものを揃えているそうで、グラスで20種類も楽しめます。これはワインが弱い私にとってはありがたいシステム。
オーナーの竹石さんは、「まだオープンして1年なので、本当はもっとディープにしていきたいんです」とおっしゃっていた。
この付近はほかにも「ピッチョリードルル」「こんや」「のろ」「バルカ」など人気店が集まる激戦区。飲食店に行くと、いつも長く続けて欲しいなと思ってしまう。
この日はこの後、「BON」でスイーツとお酒をいただきました。当然電車はないのでタクシーにて帰宅。
ほろ酔いで歩道橋を歩きながら、学生時代には自分が広尾で深夜にご飯を食べてる姿なんて想像できなかったなあ、とふと思ったり。
都会にいることのわずらわしさもあるけれど、こういう仕事をしているのもあって、やっぱり東京は楽しいと思う。
また明日から頑張れそうだ。
本日もランキングお願いします。
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