2000年のオープン以来、つねに「渋谷で貴重な、大人がくつろげるカフェ」として紹介されてきた「カフェ アプレミディ」。
確かに、大学生の頃行った時には、当時の自分にはあまり居心地が良くなかった記憶があります。
その頃はやっぱり、アイスクリームののった熱々のアップルパイとか、デリがいろいろのったワンプレートごはんとか、生クリームたっぷりのシェイクなどが嬉しかったから、ここの料理やドリンクは「高い」という印象でした。
で、つい先日取材に行ってみてこのお店の真価が初めてわかったような気がしました。
grafの家具を中心とするインテリア、ボサノバなどのセンスよい音楽。
主張しすぎない空間は、色々なお店を体験した大人のお客さんにこそ響くのかもしれません。
カウンター席でワインなんて、やっぱり学生には早いかな。
メニューは、フレンチがベース。
キッシュやパテ、クロックムッシュなど数は多くありませんが、ワインにも合うラインアップです。
もちろん、カフェの顔であるコーヒーにもこだわりが。
写真はランチでも楽しめる牛肩ロースのブルゴーニュ風シチュー。
ランチで1260円は、やっぱり大学生にはちょっと高めかな。
ちなみにパフェも、アプレミディ風だとこうなります。
最近では安いワインバーが増えて、1人で気軽に立ち寄れるお店も増えましたが…そういうお店がなかった時代は、ここで1杯というお客さんも多かったのではないでしょうか。
何よりカフェは、どんなにゆっくりしても文句を言われないのが魅力ですよね。
渋谷でなかなか落ち着けるカフェがないよ~という方、行ってみてはいかがでしょうか。