最近は朝食やランチ、ワインのおともとして、すっかりおなじみになったキッシュ。
タルトやパイ生地に、野菜やお肉などの具、卵や生クリームで作るアパレイユを流して焼き込んだ食事パンのことで、作り置きができ、サラダなどを添えれば食事としても成り立つことから、テイクアウトのデリやカフェのランチなどで提供され普及したように思います。
定番のベーコンやほうれん草といった具のほか、根菜や山菜、魚介など様々な具のアレンジが可能なのも魅力です。
それに比べ、まだまだマイナーな存在なのがケーク・サレ。
塩味のケークと言う意味で、パウンドケーキのような生地の中にトマトやベーコン、チーズ、オリーブなどを混ぜて焼いた食事系ケークのこと。
フランスでは朝食やおやつに、日常的に食べられているそうです。
そんなキッシュとケーク・サレの専門店として2010年にオープンしたのが、目白のキシュキシュ。
店主は、人気の料理研究家、三宅郁美さん。
取材で伺ったのですが、気さくな人柄にすっかりファンになってしまいました
上段にキッシュ、下段にケーク・サレとタルト。
カット売りなので、1人でも買いやすいですね。
クッキーなどの焼き菓子もあり、近所にあったら通ってしまいそう。
こちらのケーク・サレは、スライスしたケークでチーズクリームを挟んだ形で売られているのが特徴。
チーズクリームは具によって異なり、レモン風味やワサビ風味などのバリエーションがあります。
ケーク・サレは、ふわふわとしてあっさり軽い味わい。
油分や塩分を控えているので、重たくなくぺろりと食べられます。
ワインパーティーのおつまみに、自宅でも作ってみたいと思います