大学生時代に行ったときは、お値段も雰囲気も無理して背伸びをしているようで、決して居心地がよいお店ではなかった記憶がありますが。
30代になり、ようやくこのお店のよさがわかったような気がします。
渋谷の「ドゥ マゴ パリ」。
創業は、文化村と同じ1989年。
広々としたテラスは、日本のオープンテラスカフェの先駆けとも言われています。
パリの本店をイメージしたクラシカルな内装は、オープン当時からほとんど手を加えていないそう。
吹き抜けを設けた高い天井や、重厚感のあるテーブルセットは、渋谷にいることを忘れさせてくれる雰囲気です。
お茶するなら、コーヒーとフォームドミルクを別々のポットで提供してくれる「カフェオレ」をぜひ。
お好みの濃さで、たっぷり2杯分楽しめるのでオトクです。
(ビターチョコレート付きも嬉しい)
そして私がオススメしたいのは、ランチタイム。
写真のオムレツなどボリューム満点のメインに、パンとドリンクがついて1000円ほど。
気持ちのいいテラスでシャンパンなどと一緒にいただけば、素敵なランチになること間違いなしです。
また夜は、1階はワインバーとして営業。
田舎風パテやステーキ、牛ホホ肉の赤ワイン煮など伝統的なビストロ料理が揃い、ワインと軽くお食事、という使い方もできます。
こちらも名物「タルトタタン」。
ぎっしりと詰まったリンゴのおいしさを味わうタルトです。
ケーキセットにすれば、カフェオレとセットで1000円でいただけます。
お店の方にお話を伺うと、渋谷とは言ってもここまで足を運ぶのは文化村に来たお客様と常連さんがほとんどで、まだお店の存在を知らない方も多いそう。
例えばシャンパン1杯、ワイン1杯だけという使い方もできるので、バーよりも気軽に寄れるお店としても覚えておくと便利ですよ!