下北沢のカップケーキ専門店「ニューヨークカップケーキ」は、日本のカップケーキ専門店の先駆けともいえる存在。
マグノリアベーカリーの日本上陸より早く、今から10年前に明大前で開業。
その後、下北沢に移転してからも人気は変わらず。
消えていくカップケーキ専門店も数あるなかで、個人店で人気を維持しているのはここくらいかもしれない。
明大前時代から数えて、オーナーを取材するのは今回が3回目。
商品は若干種類が増えたものの、価格もほぼ変えず営業されているそう。
ご好意もあって、我が家の子供たちにもお土産に。
箱を開けた瞬間、「きゃぁ~!かわいい~」と歓喜する4歳児(笑)
このかわいさは子供にも伝わるのね…
もれなく1歳児もすかさず手を伸ばし、クリームをなめて至福の表情を浮かべていました(笑)
こちらのカップケーキは、日本人に食べやすく、水分多めのなめらかなバタークリームと、しっとりした生地が特徴。
「もう一個食べた~い」という4歳児の言葉通り、2、3個ペロリといけちゃう軽さ。
フードライターとして独立して私も10年目を迎えましたが、
以前取材したお店をまた取材できるのは何度もないことなので、再会がとても嬉しかった。
移り変わりの激しい飲食業界でお店を続けていくことは、我々の想像を遥かにこえる苦労があると取材を通じて知っているからこそ、信念を貫いているオーナーさんは本当にすごいなぁといつも思う。
ちなみに、ここのショーケースは子供が張り付いて手垢をつけたり叩いても大丈夫なように、強化ガラスを入れているそう。
そんな温かな心遣いも、地元で愛される理由なのだろうな。
今度はわが子を連れて、キラキラのショーケースから選ばせたいなと思ったのでした。