「パティスリーコサイ」記憶に残るパティスリー

この時期に、突然原因不明の悪寒&発熱に襲われてダウンしてましたが…ようやく復活しました。
インフルエンザでもないのに、ただただ歯がガチガチなるほどの寒気と頭痛、吐き気。
腹痛などはないので食あたりでもなさそうで、ちょっと不安なのですが。。。

2011年もたくさんのお菓子屋さんやパン屋さんを取材してきましたが、もっとも記憶に残ったのは、水戸の「パティスリーコサイ」さんかもしれません。

フードライターrieの食日記
水戸ではもちろん、洋菓子業界でも知られる繁盛パティスリー。
初めて取材に伺ったのは、私がまだ独立したての頃。
それから2~3回伺っていますが、来るたびに素敵なお店だなぁと思うのです。

オーナーの小齊さんの優しいお人柄もあるのですが、お菓子もよい素材を使って作られていることが分かる味で、素直においしい。
子どもができたら、こういうお菓子を食べさせたいな、と思う味です。

1店舗主義を貫いていたコサイさんですが、地元の強い要請を受け、現在は3店舗を展開。
とくに3号店は、震災の時期とも重なって、大変な苦労をされたようです。

この日は、本店~2号店、3号店までの取材ツアー。
お時間のない中、最後までお付き合いいただいたシェフには本当に感謝です。

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取材に来た我々に、お茶とお菓子をふるまってくださいました。
看板商品のシュークリーム、パリパリの皮がおいしラブラブ

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2号店はショッピングセンターの中にあり、カフェも併設。
ウッディな雰囲気で、ノンビリできます。

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皿盛りデザートは季節替わりで、これはカボチャのクレームブリュレ。
上にのった自家製キャラメルナッツアイスも美味。

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3号店は駅ビル立地ということもあり、生ケーキよりもお土産菓子がメイン。
3号店限定のソフトクリームは、学校帰りの学生さんやOLさんにヒットしそうですね。

都内のパティスリーから比べるとこんなに安くて利益が出てるのか…と思ってしまうのですが、都内はそれだけ家賃が高いことと、お客が分散してしまうということなんですかね…。

地方では、作りたいお菓子とお客様のニーズが異なり、苦労されるという話もよく聞きます。
地域一番店といわれるみせは、そうした中で妥協点を図りつつ、新しいもの、個性あるものを定着させてきたんですよね。
そして、こういうお店ができると、自然と地域のお店のレベルも上がっていく。

お店も人も元気なお店には、本当にいつも励まされます。
これからもずっと、応援したいお店のひとつです。

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