鎌倉、といっても藤沢寄りの梶原。
観光地化していないこの地に、センスのよいお菓子屋さんがオープン。
店主は、カーゴバイクでの移動販売を経て店舗を開業。
もとは建築関係が専門でしたが、街のコミュニティを産み出すような仕事をしたいと選んだのがお菓子だったそう。
木をふんだんに使ったナチュラルテイストの空間は、小物に至るまで洗練された雰囲気。
菓子教室の先生であるお母様に手解きを受けたというお菓子は、どれも素朴でやさしい味わい。
オーガニック素材など安心素材を使いながら、誰もが親しみあるお菓子を作っています。
ギフトにもおすすめなのが、キュートなレモンケーキ。
無農薬レモンの香りのよさとジューシー感にビックリします。
夏らしいパイナップルのタルト。
焦げ寸前までしっかり焼かれた生地に、レアなパイナップルがたっぷり。
地味な装いながら、しっとり、ふんわりとした口どけが印象深いキャロットケーキ。
レトロな装いのレモンチーズケーキは、次回是非食べたい1品。
駅から離れた住宅街にありながら、真夏の今もお客さんが絶えず訪れる人気店でした。
こういうお店が近所にできると、日常のささやかな幸せが増えるだろうなぁ。