「ミルクカフェ」行列!生クリームに溺れる日

好きな食べ物を聞かれたら、生クリームと答えていた20代の私。
バイト先のカフェでの休憩時間、トッピング用の生クリームをこっそりカップに入れてスプーンで食べていたというのは、嘘のような本当の話。
いつか生クリームを気持ち悪くなるまで食べてみたい、と夢見る私のような人間は意外に多かったのか、大ブレイクしているのが原宿の生クリーム専門店milk。
この寒空の中、開店前から行列です。
経営は、オペレーションファクトリー。
エスニック業態に強みを持つ企業なので、スイーツへの強い攻め方にちょっとビックリ。

看板スイーツのひとつ、シフォンケーキを始め、メニューはどれも生クリームが主役。
生地の添え物ではなく、たっぷりのクリームを食べるための生地を開発するという逆転の発想で作られています。
ちなみに、生クリームはタカナシ乳業のもの。
こだわりはHPに詳しいですが、たっぷり食べられるように独自のブレンドを完成させ、空気をたくさん含ませて丁寧にホイップしているそう。

チーズケーキも、生クリームがたっぷり。
クリームとチーズの重ね技はかなりヘビーです。でもおいしい。

フレンチトーストは、リング状に焼き上げたパンの中に、クリームがぎっしり!

クリームが溢れ出る断面。生クリームloverには、夢の瞬間ですね。
周りの生地がサックサクでとても美味しい!
くりぬいた中のパンは、アパレイユに浸して焼いて添えてあるので、生クリームをつけながら食べたりと、一皿でいろんな食べ方が楽しめるのが嬉しい。

ソフトクリーム、生クリーム、プリンの3層構造。
逃げ場のないクリーム尽くし。見た目以上の破壊力です。
若い頃なら、きっとペロリだったであろう魅惑的なメニューたちですが、アラフォーの衰えた胃袋に理性が働き(生クリームって、ものすごい高カロリーなんですよ汗)、さすがに途中でギブアップでした…
帰りの電車で若干胃もたれ(胸焼け?)気味のお腹をさすりながらも、すでに心は次はいつ行こうかと考えている。
生クリームって、なんて中毒性のある食べ物なんだろう!
カロリーとか他人の目を気にせずに、思う存分生クリームに溺れてほしいスポットです。
くれぐれも、インスタのために訪れて、写真だけ撮って残すことはしてほしくない…生産者のためにも。

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