こちらと「かんだやぶそば」、上野の「池之端藪」で、やぶ御三家と呼ばれる老舗。
とりわけ鴨南蛮は、ここが東京一と名高いということで、取材のついでに寄ってみました。
実は、あんまり鴨は好きではない私(フレンチでもあまり選ばない食材)。
フードライター語ってるくせにすみません…。
でも、基本のせいろも名店と呼ばれるレベルなんだろうなあと来店。
せっかくなので、お通しのそば味噌とわさびいもで日本酒を飲んでから
鴨南蛮とせいろを。
肉厚の鴨は、ジューシーで柔らか。
ややレアな感じで、口当たりもしっとり。
これは確かに、鴨好きな人にはたまらないかもしれない。
中でも、鴨つくねがおいしかった。味が濃厚で、ほろほろとしている。
対して「ん?」と感じたのがせいろ。
運ばれてきたときのそばの香りも弱く
コシはあるけど、食べてもやっぱり風味はいまひとつ。
東京一辛口といわれるつゆは、確かに生醤油のような濃さ。
このつゆには、華やかな風味のそばは合わないのかもしれないな。
そばも寿司やラーメン同様、最終的には好みの問題。
つまみのラインナップも含め
私は「蕎楽亭」や「日曜庵」のほうが好みでした。
蕎麦経験値として。
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「並木藪蕎麦」
台東区雷門2-11-9
03-3841-1340
11:00~19:30 木曜定休