麺食いオットが最近、「ここは本当にいい店だ」と太鼓判を押すのが、新宿の「五ノ神製作所」さん。
すでに新宿ラーメン界を代表する人気店ですが…いつも評価が厳しいオットがここまで褒めることってあまりないんです
どんなに味がよくても、接客やクレンリネスなどがダメなら即ダメ出しするので、よっぽど店主が頑張っているお店なんだな、と感じます。
以下、オットの分析です。
看板メニューはつけ麺で、甘エビのだしを使った海老出汁を使用。
ノーマルな海老つけ麺に加え、海老味噌つけ麺、海老トマトつけ麺のバリエーションがあります。
つけ汁は、海老のエキスがとにかく濃厚で「エビを食べた~」という満足感大。
バゲット&バジルソースというトッピングにも、センスのよさを感じます。
麺は、やや茶色い全粒粉入り麺。
しっかりとパンチのある味わいで、濃厚なつけ汁とのバランスがよく計算された味わい。
オットいわく、麺の湯切りも完璧(つけ麺店って、湯切りに関して適当な店が多いですが、実はかなり大事です)
さらには、この店は接客サービスも素晴らしいとのこと。
つけ汁を無料で追加できたり、麺を小盛りにしたら味玉をつけてくれたり
スープ割をくれるときも、「味が濃かったらおっしゃって下さいね」と一言添えてくれる。
この一言だけでバツグンに印象が良くなるのに、言ってくれる店はなかなかないのが現状です。
(ちなみに気の弱い私も、味が濃くても言い出しにくいので…)
店舗は女性も入りやすい雰囲気を意識しており、なんとベビーカー入店も可能だそう。
都内のラーメン店にしては珍しいですよね。
でも、女性が入りやすい=清潔感がある、ということなので、女性が入りにくいラーメン店は男性だっていい気持ちがしない…ということを、世のラーメン店はもっと意識した方がいいと思います。
ということで、オットいわく「行列も納得。他のラーメン店も見習った方がいいポイントがたくさんある」とのこと。
飽和状態のラーメン業界では、今やおいしいのは当たり前。
今後は、こうした小さな工夫や気配りが、お客さんの心を掴むのでは、と私も感じます。
ということで、ラーメン店だけでなく外食産業に携わる方は必見の繁盛店情報、でした。