イタリアンやフレンチも好きですが、最近はもっぱら和食党。
特に蕎麦と鮨は、ここ2年くらいで急速に好きになったかもしれない。
ご近所にもいいお蕎麦屋さんが数件あって、ここもそのひとつ。

ずっと続いていたお店を改装したそうで、落ち着いた雰囲気も素敵なのですが、なんといってもつまみが豊富でリーズナブルなのが日本酒党には嬉しいところ。

特にもっちりした「月見とろろ」や、少し甘めの「だし巻き」
きちんと手がかけられている感じでおいしかったです。

「鶏の照り焼き」もこのボリューム。
そしてひとり客には嬉しいのが、「そば味噌」200円、「とうふ」300円などの小最メニュー。
黒板には日替わりのおひたしなどもあり、ひとりで飲むにもよさそう。

この「とうふ」、毎朝手づくりしているそうで10食ほどの限定だそう。
私が伺った日はお天気も悪くて残っていたので、なんとサービスしてもらいました。
ややとろりとして手づくり感のある味わい、お酒にもよく合います。

お蕎麦はキリッとコシのあるタイプ。
ニ八、十割、更級の3種類を用意していて、2種盛り、3種盛りもできます。この日はニ八と十割を。
とろろがおいしかったので、きっととろろそばもおいしいでしょう。

この日はほかにあまりお客さんがいなかったので、お店のお母さんともおしゃべりしたり。
そのうち「うちはね、わりと芸能人のお客さんが来るんですよ」という話になり
「この前もね、カタカナのわりと有名な人らしいんだけど…あ！たしかケミストリーとか言ったかしら…」って。

すごい店が近所に眠っていたもんだ…。

この日も気付けば店内は満席。近所では評判のよう。
でもケミストリーを「わりと有名なカタカナの人」で語るお母さんもすごい。
そういう自然な雰囲気も魅力なお店です。

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「大むら」
目黒区五本木1-1-3-14
03-3712-2427
11：30～14：00　17：30～21：00（日祝は20：00まで）水曜夜・木曜定休