先日、雲仙温泉に宿泊した際に、朝食で出された「島原納豆みそ」。
九州地方は味噌というと麦味噌が主流ですが、島原地方はとくに麦味噌の産地だそう。
日本の名水100選に選ばれる島原の湧水を仕込み水に使い、地元産の麦で作った麦麹と酵母菌で発酵させた、約200年続く素朴な味わいが特徴です。
その島原味噌の原料である麦麹と大豆に、昆布、糖類などを加えたおかず味噌がこの「島原納豆みそ」。
金山寺味噌に近いですが、それよりも粘り(ぬめり)があり、やや甘口であっさりとした味わいです。
ごはんのおともはもちろん、生野菜につけたり、豆腐にのせたりといろいろ楽しめそうです。
昔は味噌汁も炒め物も料理はすべて同じ信州味噌を使っていましたが、最近は料理に合わせて使い分けるのが楽しくなりました
味噌は熟成が長いほど塩分濃度も高くなるので…血圧を気にする方などは、白味噌や麦味噌など短期熟成の味噌がオススメですよ~。