昨年4月、建物の取り壊しのため閉店した「麻布長江 香福廷」。
昨年12月、田村シェフの新店舗が外苑前に誕生。チームシェフの皆さんと、ランチに伺いました。
この日のお品書き。
まずはよだれ鶏の前菜。
香辛料の辛味は優しく、からし菜の香味や歯ざわりと一緒に味わう仕立て。
豚スペアリブの蒸しスープ。
お正月明けの疲れた胃をいたわるような味。りんごが穏やかな酸味と甘みを添えています。
点心2種。
田村さんの点心、いつ食べても本当に美味しい。大好きです。
春菊とエビの蒸し餃子は今日イチだったかも!
鰆は皮目を香ばしく焼き、刻んだ乳酸発酵のピクルスと春雨を絡めた付け合せの上に。
牛頬肉の麻辣煮込み。ほろほろやわらか。麻辣、とついてますが極めて優しい辛味。
酸味辛味麺。わかめの香りが鮮烈でした。
田村さんお得意のデザートは、プーアール茶のアイスに、金木犀のジュレ。とても華やかな香り。
金木犀は、花の季節に田村さんが手摘みしたものをシロップ煮に加工して使用しているそうです。
麻布長江の頃よりさらに優しくなったような、田村さんのお人柄が現れた料理。
新天地でも、すぐに予約が取れなくなりそうですね。
この度は、おめでとうございます。これからも応援しています!