三軒茶屋付近には飲食店の数のわりにおいしいラーメン店が少ないのですが…最近行ってお気に入りになったのは、松陰神社前にある「松波ラーメン店」。
カフェのようなお洒落な店内と、感じのいい接客も評判で、女性や小さい子連れのお客も多い様子。
週末の昼は行列必至で、この日も30分以上待ちました
メニューはこんな感じ。
ラーメン、坦々麺、つけ麺の3タイプですね。
具のワンタンやチャーシューといい、テボではなく平ザルで湯切りしている点といい、以前取材させていただいた目黒の「かづ屋」さんに似ているな~と思っていたら、本当にご主人の修業先だったようですね。
澄んだスープ、やや塩味が濃いですが旨みもあってバランスがいいです。
そしてワンタン!中の肉がほろほろっとやわらかい食感で、個人的にはむちっと肉が詰まっているワンタンよりも好み。
チャーシューも今主流の煮豚ではなく昔ながらの焼き豚で、噛むと肉の旨みがじんわり。
そして坦々麺。
ゴマのコクがきいた本格的な味わいで、期待以上の味!
上の肉そぼろは甘口なのですが、「お好みで加えてください」と出されたこのスパイスを加えると一気に四川風味に。
花椒だけでなく、スパイスも混ざっているのかほのかにカレーのような香りも。
サイドメニューで気になった「キーマカリー」。
麦ごはんの上にキャベツ、その上にとろっとウェット感のあるカレー。辛味もしっかり。
注文ごとに仕上げているようで、丁寧に作られた味わい。これで250円はオトクです。
「かづ屋」出身のお店ということで、食べログでもその源流である「たんたん亭」と比較したレビューが目立ちますが、どのメニューも店主の個性が伝わってきて、好感がもてました。
今度は行列のない時間を狙って来店したいと思います