たい焼きといえば、3年ほど前に一時的にブームとなり、「神田達磨」、「ひいらぎ」など、あちこちに専門店ができました。
私も当時、ワールドビジネスサテライトで「なぜ、いまたい焼きがブームなのか」というコメントをさせていただきましたが、ブームが去った今も商業施設などにはたい焼き専門店が増えたように思います。
さて、そんなたい焼きで「東京御三家」と呼ばれるのが、麻布十番「浪花家総本店」(明治42年創業)、四谷「わかば」(昭和23年創業)、人形町「柳家」(大正5年創業)の3店舗。
どこも平日でも行列の人気店です。
先日の人形町散策ツナガリで、この日は「柳屋」さんへ。
最近のたい焼きは、並んだ型に生地を流して焼くのが主流ですが、対して1個ずつ型に流して焼く手間をかけているのがいわゆる「天然もの」と呼ばれる焼き方。
「柳屋」さんではこの1個ずつの鋳型を使い、1人の職人さんが驚くべきスピードで焼き上げています。
素手で焼きたてのたい焼きを型からはずすのにはビックリ!手のひらの皮はどうなっているんでしょう…。
1個140円のたい焼きは、淡い焼き色で表面パリパリ。
生地がかなり薄いので、食感はサクサクとでもいった感じ。粒あんも甘すぎず、飽きずにぺろっと食べられてしまいます。
しっぽまであんこギッシリの「わかば」さんもおいしいですが、こちらは違ったタイプでおいしい
和菓子マイブーム、今後もしばらくは続きそうです~