最中といえば、スイーツファンでなくても知っている有名店「空也」。
連日売り切れてしまうので、幻の最中とも言われていますね。
その5代目である山口彦之さんが、
「海外や若者を視野に入れた、新時代の和菓子」をコンセプトに
新感覚の和菓子店として立ち上げたのが、「空いろ」。
和菓子屋の命であり、空也の自慢の「あん」にフォーカスを当て
あんを様々に仕立てた新しい和菓子を提案しています。
中でも有名なのは、あんをジャムに仕立てた「ほし」。
スプーン型のクッキーが付いた見た目もかわいく、ギフトにも最適です。
パンやクラッカーにのせて、あんの楽しみ方が広がります。
商品名はほかにも、どら焼きは「たいよう」、ようかんは「かぜ」など、
従来の和菓子の概念を変えるおしゃれなネーミング。
想像力をかきたてられる名前で、若者の興味をひいています。
「つき」は、クッキーつぶあんをサンドしたお菓子。
この3月、新しく抹茶味がお目見えしました。
袋を開けると、自然な抹茶の香りがふわっと漂います。
ほろほろっとくずれるようなクッキーは、塩気がきいていて
中のあんと相性ばっちり。
小豆あんもおいしいけれど、ぜひ味わってほしいのは白あん。
繊細で上品な甘みに、和菓子店ならではの仕事を感じます。
また、「ほし」には季節限定で、
チョコレートや桜、ゆず、マンゴーやカシスといった
ユニークなフレーバーのあんが登場するのも楽しみ!
現在はエキュート品川、東京、有楽町ルミネの3店舗ですが
個人的にはもっと知名度が上がってもいいのにな…と思っています。
東京らしい手土産をお探しの方にも、おすすめです