以前私がいた某出版社は、飲食業界では割と有名で。
そこで働いていた(全員過去形!)女先輩4人と忘年会♪
場所は中目黒の『聖林館』。
ナポリピッツアの名店『SAVOY』が生まれ変わって開いたこのお店
ブログでの評価はイマイチな声も多く。
期待と不安が入り混じっての来店。
風邪のためノンアルコールというしょぼい参加の私。
(一番安い)ソフトドリンクが500円。
まあ、そんなもん?とここは言い聞かせたものの。
ブロッコリーの炒め物が1260円!!
原価いくらよ…。
ポリポ(タコ)1470円!!
ただのタコですが…。しかも量もいたってフツー。
肝心のピザは2種類のみ。
トマトとモッツアレラのマルゲリータと
ニンニク、トマトのマリナーラ。
生地のおいしさを堪能して欲しいというオーナーの意向で
シンプルなこの2種類に限定しているそうですが。
全員一致で
「おいしけど、わざわざここまで来て食べる必要性はないよね」
という結論を下す。
他にも、メニュー表が超読みづらい(定規で書いた脅迫状のような文字)とか
階段が超危ない(行ったり来たりしてる店員さんに拍手です)とか
トイレが飛行機のよう(シンプルすぎる便座)とか
接客がいまいち(気が利かない、つっけんどんな物言い)とか
まあ、突っ込みどころは満載なわけで。
それよりも、先輩方との話が楽しかった!!
会社は違えど、全員出版界に身を置く人々。うち2人はライター経験あり。
色々参考になる裏話!?も聞かせていただいて。
つくづく思うのは、この業界って本当に人とのつながりが大事ってこと。
普通は、会社辞めた人間と集う機会なんて滅多にない。
(しかも働いていた期間がほぼかぶってなかったり…)
取材で色々な人と出会えて、それもまたどこかでつながっている。
あそこのシェフとは友達だよ、とか。うちから独立したんだよ、とか。
「今度食べにきてよ!」と言ってくれる、すべての料理人の人に感謝。
会社を辞めたのが3月。
それからフラフラとバイトしたり派遣したり
行きたかった会社にも落ち続けて、これからどうしようと思う中で
ぽつぽつとやっていたライターの仕事を、やっぱりメインでやりたいと思い始めて。
そこから独立するまでには、また色々な葛藤があって。
でも、いま「この仕事が楽しい!」と言えることは素晴らしいことだ。
やりたいことを見つけられた幸せ。
会社の名刺で仕事ができた勤め人の頃とは違って
私という個人に仕事をくれるということは
それなりの信頼を与えてくれているということで。
その信頼に応えていき続けていけば、自然と結果もついてくるよ、とは先輩の弁。
変化の年だった2006年。
振り返るのはちょっと早いけど、これからも頑張ろう。
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「聖林館」
目黒区 上目黒2-6-4
03-3714-5160
18:00~22:30 (21:30LO)