母の誕生日をすっかり忘れて仕事に行った父を置いて、少し遅いお誕生日のお祝い。
近々行きたいと言っていた横浜中華街で、ランチしてきました。
お店のセレクトは、以前情報誌で中華街特集を担当した際、数々の有名店を食べ歩いたオットにお任せ。
「菜香新館か三和楼かなー」ということで、今回はこちらに来訪です。
言わずと知れた、点心の有名店です。
平日はガラガラな中華街ですが、さすが三連休。
15分ほど待って5階に案内されました。
各フロアで雰囲気が異なり、5階はモダンな中国カフェのような雰囲気。
モチロン、まずは点心から。
海老のウエハース巻き揚げ。
想像以上の海老の存在感で、大きな海老が丸ごと入っているかのような贅沢な味わい。
周りはサクサクと軽く、油っぽくないのもいいですね。
ちなみにマヨネーズはつけないほうが、素材の味が楽しめていいです。
季節メニューの「季節の野菜入り翡翠点心」と、「帆立貝柱入り蒸し餃子」。
野菜入りとありますが、こちらも海老の存在感がすごい。
貝柱入り餃子も、甘味があり美味。
母チョイスの餃子と、麻婆豆腐。
麻婆豆腐は、じつはもうひとつの「皇帝麻婆豆腐」を注文したつもりだったのですが…まさか2種類あるとは
かなり甘口ですが、卓上の自家製ラー油をたっぷりかけたら、劇的においしくなりました。
このラー油、販売もしていますがかなり絶品!ただ辛いだけでなく、ふくよかな香りと甘みがじわーっと広がります。
餃子は、プリプリの皮のなかに、肉々しいあんがたっぷり。
かなり粗挽きのお肉で歯ごたえもあり、噛むごとにジュワッと肉汁が溢れます。
ちょっと走りなのでだいぶ小ぶりですが、上海蟹も注文しちゃいました!
ちなみに私、北海道出身の父をもった影響か、蟹は食べるよりむくほうが好き。
ツルン、と身がとれると超カイカン爪のなかまできれいにむきます。
ということで私と蟹を食べる人は、食べるほうに没頭できるという利点がありますよ(何のアピールだ…)
〆は、福建炒飯と、蟹肉のあえそば。
下のチャーハン自体がパラパラでかなりおいしいのですが、上のあんもしょっぱすぎなくてウマイ。
チャーシューや鶏肉、海老もたくさん入っていて、満足感が高いです。
あえそばは、ちょっともやしの匂いが目立ってザンネン。
これだけ食べて、ビールと紹興酒も結構飲んで、1人5000円ほど。
思ったより高くないし、雰囲気も高級感がありますし、当たり外れの激しい中華街のなかではかなりオススメのお店かと思いますョ!