横浜に住んでみて気付いたことのひとつが、スイーツと言えば東京に比べて圧倒的に洋菓子文化が強いこと。
江戸から続くような老舗和菓子店も残る東京とは異なり、しょせんは明治の文明開化以降に開発された街。
さらには戦後、占領軍の支配下にあったこという歴史的背景を考えると、横浜に和菓子文化が根付かなかったのも納得の話。
そんな横浜で、数少ない人気和菓子店が「香炉庵」。
伝統的な和菓子というよりは、モダンにアレンジした和菓子が得意なお店で、最近では横浜駅に「花こうろ」という新ブランドもオープンしています。
本店は元町にあるのですが、今年に入り、2階に茶寮がオープン。
以前も1階でカフェを営業していた時期があり、再開を望むお客さんの要望もあってオープンしたそうです。
小菓子の五点盛りなどのベーシックなメニューに加え、かき氷などカフェならではのメニューも。
香料、着色料を使わない自家製イチゴシロップは爽やかな甘味で夏にピッタリ!
そして、カフェならではの、こんなお楽しみメニューも。
どら焼きの生地とあん、クリームが別々に提供され、自分ではさんで楽しめるというもの。
生地のふわふわ感は、イートインならでは。
お客さんの要望で始めたというランチ。
写真のかわいいお稲荷さんか、お赤飯のランチがあります。
いずれも女性向けのボリュームで、元町散策の合間にちょこっと食べるのにちょうどよい感じ。
店内は窓際にカウンターもあるので、一人でもくつろげそう
観光ついでに、カフェのはしごも楽しそうですね