取材帰りに、久しぶりに元同僚とお茶しながらの近況報告に訪れたのは、半蔵門駅からすぐの「麹町カフェ」。
04年にオープンした当時は、この界隈に女性がフラッと入れるお洒落なお店ってなかった気がします。
でも、意外にこのあたりって働く女性が多いこともあって、お店は大繁盛。
06年にはお店を拡張し、それ以降は界隈にも女性をターゲットにしたようなお店が増え始めました。
ある意味、街の雰囲気を変えた存在と言ってもいいお店ですね。
姉妹店のベーカリー「ファクトリー」も、今や大繁盛店です。
この日は夕飯を控えていたので、小松菜やバナナのグリーンスムージーで。
カフェと謳っていますがお料理は本格的で、夜はパテドカンパーニュやたっぷりお野菜のサラダ、カスレや子羊のローストといったメインまでが揃い、ワインと一緒にガッツリ食事もOK。
野菜は有機・無農薬を使用し、ベジタリアン対応メニューも揃えていることもあって、女性客に大人気です。
カフェって、基本的には近隣に住んでいる人やお勤めの方のための場所だと思う。
ここも、わざわざ電車賃をかけていく…というのではなく、近くにあったら素敵だなと思うお店。
でも、それがカフェの本来の姿だと思います。
その街に必要とされるお店になれるって、飲食店にとって一番理想的な形ですね。