近年、おしゃれカフェが増えつつある房総半島。
中でも一度行ってみたかったのが、実家からも近い富津の「GROVE」。
お店までの道のりが、すごい。
この日は軽で訪れましたが、ワンボックスは通れないかもなぁ…という狭さ。
本当にこの先にカフェがあるのか、という意外性が高揚感を高めます。
写真は、駐車場の風景。
崖を切り崩したような地形が面白い。
もとは雑木林だった場所を切り拓いて作ったというだけあって、本当に森に囲まれるように立っています。
店の前に三本ある木や、屋根に食い込むように生える木など、できるだけもとの森のイメージを残したそうで、わざとらしくない自然がなんともいえぬ雰囲気をかもしています。
お店の半分は、ウッドデッキのテラス。
お天気の日は最高。
ナチュラルテイストの店内に漂うのは、手作りの焼き菓子のこうばしい香り。
アメリカンテイストの、素朴なお菓子。
この日は、地元産のいちごのマフィンが魅惑的な香りを漂わせていました。
ザクザクのクランブルの食感と、生のいちごの自然な甘み。
コーヒーは、千葉でもっとも人気ともいえる「kusa喫茶」の豆。
クリーンな飲み心地が、豆の品質のよさを感じさせます。
店主は会社員を経て、地元に帰って開業。
こういうお店ができることで、地域に新しい繋がりが生まれ、活性化されていくのは理想的なスタイル。
私も歳をとるにつれ、地元に貢献したいと考えるようになってきましたが、飲食店というのは分かりやすくそれを叶えるツールかもしれない、と感じます。
ちなみに、お店から歩いて海岸まで出られるのも素敵。
今度は小連れで訪れたいなぁ~。