本日行ってきました~。
興味あるブースだけのぞいて、試飲コーナーで日本酒堪能…というのがいつものコースだったのですが、今回はこれから作る調味料図鑑のため、情報収集もかねてということで、朝から閉館までいちゃいました…。脚痛い
私の担当は発酵食品なので、見るのは日本のブースが中心。
年々国内大手メーカーの出展は減り、代わりに地方自治体や個人事業の出展が増えているようで…年々規模が縮小していると指摘する関係者もいます。
しかし、小さな会社でも「業務用のPB対応します」というところは結構あって、飲食業界の多様化を目の当たりにした気がしました。
今年の傾向として、私が感じた点をいくつか。
●塩麹ブームにより、発酵食品のバリエーションが目立った
(黒こうじ、柚子こうじ、酒粕ソース、甘酒各種、塩麹ジャム、飲む塩麹、もろみ…などなど)
その代わりに、レトルトソースやドレッシング、ピューレなどは少ないように思いました。
加工度の高いそうした商品よりも、調味料そのものに注目が集まっているのも健康志向の流れでしょうか。
●食べるラー油から派生して、「オイル漬け」製品のバリエーションが増大
(たとえば、ふくオイル漬け、マグロXO醤、ドライトマト…などなど)
●地方自治体の出展ブースが拡大
(群馬、愛知など初出展の都道府県もありました)
●アガぺシロップ、いろいろな種類のお酢健康志向の調味料が増えた?
ひとつめは想像の範疇でしたが、チョコ風味の麹ソースやジャムなど、お菓子にも使える製品が沢山出ていたのは興味深かったです。
どこもこのフーデックスに合わせて開発したそうで、販売はこれから…という感じですが。
そしてオイル漬け製品は、今後ますます増える予感
とくに魚のオイル漬けは、栄養もあっておいしくてオススメ!
以前、能登の小さな旅館でつくっていた「サバラー油」のような商品を、ぜひ開発してほしいです
発酵食品ブームが続く反面、味噌のブースでは「今、日本人の味噌汁を飲む平均は6回の食事に1回」という話も聞きました…。
とくに若い人の味噌離れは、顕著だそう。
単なる麹ブームに終わらせず、日本の伝統食を日本人全体が見直して、消費が増えることを祈ります。
そのためにも…調味料図鑑、頑張ります!!