「Maison Weniko」ジャム&焼き菓子&ショコラの専門店

今日ご紹介するのはは、水戸の素敵なお菓子屋さん。
水戸にあるのがもったいない!ってくらい、おいしくて印象に残るお店です。

フードライターrieの食日記
水戸駅から続く繁華街の一角にある「Maison Weniko(メゾン ベニコ」さんは、コンフィチュールと焼き菓子の専門店。
オーナーパティシエールのベニコさんは、西麻布「ル・スフレ」、麹町「パティシエ・シマ」を経て渡仏。
アルザスのコンフィチュールとチョコレートの店「メゾン・フェルベール」で修業した経歴の持ち主。

「メゾン・フェルベール」といえば、お菓子好きには知られた超有名店。
「ジャムの妖精」とも称されるフェルベールさんの作るコンフィチュールは、フルーツそのものを食べているかのようなみずみずしさや、素材の組合せが独創的で、日本人にもファンの多い逸品です。

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そんなフェルベールさんの元で修業したベニコさんの作るコンフィチュールも、フルーツをそのまま閉じ込めたかのようなフレッシュな味わいが感動的いちご

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パンにのせてみると、その素材感が一目瞭然!苺は粒がそのまま入っています。
「きんかん文旦パッション」や「いちごミントこしょう」などユニークなフレーバーも揃い、常時20種ほどもあるので、どれにしようか迷いますねあせる

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一方、焼き菓子は、フランスで出会ったおいしさを伝えるべく、ガレットやフロランタンなど伝統的なフランス菓子が中心。
いずれも焦げ色がつくくらいまでしっかり焼き込むのが特徴で、1層1層をかみしめて味わいたいおいしさ。

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奥は、北フランスの砂糖のタルトをアレンジした「はちみつパイ」。
サクサク軽いパイ生地に水戸産のハチミツとピーナッツ、ハチミツのそぼろなどをトッピングしており、深みのある味わい。
手前は、クレーム・ダマンドと国産ネーブルオレンジのコンポートを包んだ「オレンジパイ」。
オレンジの風味が鮮烈!

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そしてこちらは、絶品だった「ガトーバスク」。
なんと、中に入っているのは干し芋!
フルーツと同様、水戸の名産品である干し芋の魅力を伝えるお菓子をと考案したそうで、欲しいものねっとり感と自然な甘みが、バターやアーモンドたっぷりの重厚な生地と抜群の相性なんです!

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日替わりでチーズタルトなどの半生菓子も。
こちらは、苺のタルト。しっかり焼きこまれた生地のザクザク感がとっても好みの味!
どれも丁寧に作られていて、近所にあったら間違いなく通ってしまうお店ラブラブ

東京だけでなく、地方にもこういう専門性の高いお店が増えてくると、フランス菓子の裾野ももっと広がるのではと思います。
それに、子どもにはこういう手づくりのお菓子を食べさせたいなと思っても、田舎にはケーキ屋さんすらない町もたくさんあるのが現状…。
日本のパティスリー市場の今後の課題のひとつには、地方格差を減らすということも挙げられるかもしれませんね。

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