カフェのごはんって、ここ数年で劇的においしくなっていると思う。
もちろん、まだまだ「これでこの価格…」ってお店も多いけど、きちんとした食事が適正価格で食べられるお店も確実に増えています。
そんな食事レベルの高いカフェがこちら。
昨年オープンですが、すでにお気に入りです。
こちらのオーナーシェフは、イタリアン出身。
原宿にあった「バンビーノ」や、マリオ・フリットリ氏が総料理長時代の「イル・ピノーロ」系列のレストラン、乃木坂の人気イタリアン「ダニーノ」などで修行をしたという本格派。
イタリアンでも独立できた腕の持ち主ですが、ご自身が「カフェが好きだったから」カジュアルなカフェスタイルのお店にしたそうです。
なので、お料理は本当においしい。
とくにランチのCPは高いです。
前菜、サラダ、日替わりのお惣菜が盛られたプレートに、日替わりのパスタ、自家製フォカッチャで1000円。ほかにランチは、日替わりのごはん(リゾットや玄米ごはんなど)、ピッツァの3種類。
ドリンクは+200円ですが、手の込んだ前菜プレートが魅力的です。
日替わりのお惣菜はキッシュやアランチーニ、クロスティー二など。パスタも具だくさんでお値打ち感があります。
アラカルトには手打ちパスタもあって、パスタだけで約20種類ほど揃えています。自家製ピッツァも人気の様子。
この日はパスタが「魚の煮込みソースパスタ」、ごはんが「牛ほほ肉となすのトマトリゾット」(ちょっとあやふや)。
+200円でハーフ&ハーフにしてみました。
柔らかく煮込んだ牛肉がおいしい。しっかりとブイヨンの味がして、手の込んだ味。
パスタも色々な野菜が細かくなって煮込まれていて、実にやさしい味。
こちらでは、ちゃんと魚と鶏のだしをそれぞれとって、パスタによって使い分けているそうです。
トップの写真は、アラカルトより「自家製ミートソースの生パスタ」。
生パスタはフェトチーネだったかな。もちもちしていて茹で加減もちょうどいい。
カフェのパスタとあなどるなかれ。ミートソースもきちんとおいしい。
最近、イタリアンでもはずれが多かったので、おいしいパスタが食べられてよかった!もちろん、デザートもおいしいですよ。
カフェブームの最中に育った人たちも、もう30代。
そうした「カフェ卒業世代」が行けるような、料理レベルが高くて落ち着けるお店がもっと増えたらいいな、と思います。
そういう意味でもこちらは貴重なお店。また来ます~。
本日もランキングお願いします。
SMILE
東京都世田谷区駒沢2-18-4
福々マンション1F
03-3412-7525
11:45~24:00