メリーチョコレートが手掛ける「ルル メリー」は、お花をモチーフにしたレトロかわいいデザインが人気のギフトブランド。これまではポップアップなどの出店が中心でしたが、より世界観を感じてもらえるようにと、常設店がオープンしました。
場所は、奇しくもメリーチョコレート創業の地でもある渋谷。渋谷駅から宮益坂を登りきり、表参道に向かう左手にあります。内覧会初日の一番乗り、という光栄なタイミングでお邪魔させていただきました。
内装は自然の緑の中にお花が咲いているイメージで、壁や天井を深緑色で統一。ルル メリーといえば鮮やかなブルーがテーマカラーなので少し意外でしたが、デザイナーの川上恵莉子さんによるお花のパッケージデザインが最も映える空間となっています。
渋谷店オープンに際して開発した新商品が「ルルショコラ」。レトロ可愛いデザインの中に新しさのある味わいを工夫した10種類のボンボンショコラで、中には昔のメリーチョコレートの復刻デザインもあるそう。一つ一つ絞りやデコレーションが凝った作りで、見ていて楽しい!
1粒20グラムほどとサイズが大きめなのも特徴で、店頭では1粒から購入できます。
また、定番の「ショコラサブレ」は、渋谷店限定の緑色のボックスが数量限定で発売されます。ヘーゼルナッツ&スイートチョコレート、マカダミアナッツ&ミルクチョコレートの2種類が一枚ずつ入っていて、プチギフトに最適です。
お土産に、とルルショコラ全種類いただきました!プラリネを使ったものが3種類あり、それぞれベースのナッツを変えるなど一粒一粒違う味わいを楽しんでもらえるように工夫なさったそうです。見た目でも選ぶ楽しさがあって、贈り物に喜ばれそうですね。
焼き菓子も全て個包装で、心のなかにある原風景をモチーフにしたというデザインが素敵。
メリーチョコレートのギフト戦略には以前から個人的に注目していて、ルルメリーは2019年にcafe−sweetsで取材させていただきました。世界観の作り方やギフトの価格設定が絶妙で、幅広い世代が買い求めやすいブランドが多いなと感じます。
さらに、ルルメリーは性別や年代などで明確にターゲット設定しておらず、ライフスタイルや価値観に注目して訴求している、というのも現代ぽいなと感じたのでした。渋谷はよく利用するので、手土産スポットが増えて嬉しいです!