2024年で第4回目を迎えるパティスリーの祭典「ダイナースクラブ フランス パティスリーウィーク」が、今年も7月1日からスタートしました。
全国各地の洋菓子店やホテル、レストランなどが共通テーマに沿ったオリジナルのお菓子を提供する本イベント。第1回となる2021年より、「パリ・ブレスト」、2022年「ミルフィーユ」、2023年「エクレア」をテーマに開催され、2024年度は過去最高の301店舗が参加予定です。
6月5日に行われたメディア発表会では、登壇した10名のシェフが個性溢れるサヴァランを自ら説明くださるとともに、いち早く試食の場も。
見た目だけでも個性豊かなサヴァランたち。主役である生地をどう食べさせるか、生地の形や厚み、シロップなどに様々な工夫が。夏の開催ということもあり、トロピカルフルーツやハーブなどを用いたり爽やかな仕立てが多くみられました。
なかでも印象に残ったのは、とうもろこしを主役にした中央林間「MAISON GIVREE(メゾンジブレー)」の「サバラン スクエル マイス」。コーン茶やタヒチバニラ、ラムのシロップに浸した生地に、高知産スーパースイートコーンを使ったとうもろこしのブリュレ、ブロンドチョコレートのクリームなどを重ねています。とうもろこしは乳製品と相性がよいですが、ラムやチョコレートともよく合うことを再認識しました。
お酒の効き具合も十人十色で、試食した中で最もお酒を強く感じたのが「パティスリーショコラトリーレシィ」のサヴァラン。期間中は2種類ずつ販売されるそうで、最初は「サヴァランサングリア」と「サヴァランエキゾチック」、7/13より「サヴァランモヒート」が発売に。
印象的だったのは、バター不使用の生地で作る「レガレヴ」のデセール。太白ごま油を固めたものを使い、ハイビスカスのソースやココナッツアイス、ごまのチュイルなどを組み合わせた個性あふれる味わいでした。
駆け足でご紹介しましたが、Yahoo!ニュースエキスパートではサヴァランの由来やこのイベントの意義も含めてご紹介していますので、読んでみてくださいね。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/433e6c4a9dbc3b99abd878f05b756e7e9e28f128