徹夜明けで行ってきました、東京ラーメンショー2011。
今回で第3回となりますが、初回が9万人、第2回は32万人もの来場者があり、改めて日本人のラーメン好きを実感するイベントです。
出店ブースは28。
つけ麺博が東京のお店が中心なのに対し、ラーメンショーでは全国から集まった人気店が出店しているのも特徴のひとつ。
ラーメンフリークのオットいわく、「つけ麺博とは客層も明らかに違う」と。
開催場所が駒沢公園というのもありますが、つけ麺博がいわゆるラーメンフリークが中心なのに対し、ラーメンショーには「ちょっと寄ってみた」的なフツーのお客さんがとっても多いんです。
なので、つけ麺博のように「あの人気店のコラボが食べられる!」と行列が集中するようなことも少なく、醤油、味噌、塩など、お客さんはそれぞれ自分の食べたい味で選んで並んでいると言った印象。
「そういう意味では、こちらのほうが公平なシステムなのかも」とポツリ。
なるほど、そういう見方もあるんだなー。
ラーメンは1杯800円均一。
麺の量もしっかり1人前のボリュームがあり、1杯の満足感という点でもつけ麺博より完成度が高い気がします。
12時ぴったりに着きましたが、到着時の混雑はそうでもなく、15分ほどで1杯目にありつけました。
ブースよりも食券の行列がエライことになっているので、前売り券を買っていくのがオススメです!
この日は6軒行きましたが、ダントツにおいしかったのは、わが愛する「中本」と「一風堂」のコラボ。
「中本」のスープは鶏主体なので、ベースの豚骨スープは一風堂、タンメンの要素は中本といったところでしょうか。
蒙古タンメンの辛味はありませんが、タンメン特有のいろいろな具の旨みがしっかり生かされています。
「中本」全店舗で使える、トッピング無料のサービス券がもらえるのも素敵!
「六厘舎」×「頑者」×「TETSU」という、つけ麺王者たちが手がけるラーメンは、魚粉ガッツリ、どろどろスープ系。
オペレーションを重視したのか、細麺でした。
やっぱりつけ麺でこそ真価が発揮される味づくりだなぁと感じましたが、こういう夢のコラボが楽しめるのはイベントならではの楽しみですね。
「なんつッ亭」×「ZUND-BAR」のコラボは、マー油×鶏油で、かなりヘビー…。
これまた大好きなお店「凪」が参加している「多摩組」は、牛肉ブッコミそばで参戦。
スープが煮詰まってしまったのかな?塩辛すぎて、ちょっと食べられない味に…。
200円トッピングのドンぺリ玉子も、コンセプトはいいのにアルコールが立ちすぎていて、味的にはザンネン。
麺屋こうじグループの人気店「ほん田」×「道」×「一燈」。
どこも行列必至のお店ですし、個人的には注目していたのですが…材料が不足するなどのハプニングがあったのか、異常なまでに提供時間がかかっていました…。
新潟・長岡の人気店「潤」×「なおじ」×「東横」コラボのネオジンジャーちゃーしゅう麺。
こんなに大きなチャーシューがデフォルトでのって800円。お店の企業努力を感じます。エライ。
生姜が入ると、だいぶさっぱりした味になるんですね。年配層でも食べやすそう。
14時前後がもっとも混雑していましたが、1時間待つお店はなかったので、やはりつけ麺博よりは回転がいいのですね。
家族連れや男女のグループ客も大変多く、ほほえましい光景もたくさん見られたてよかったです。
コラボになってしまうと、なかなか1つずつのお店のアピールにはつながりにくいとは思いますが…イベントを機に、それぞれのお店へ足を運ぶお客さんが増えてくれますように!