雑誌の取材で、五家宝屋さんを訪れたのは今年の初め。それまで私、五家宝というお菓子を知りませんでした…
五家宝は、熊谷銘菓として知られており、埼玉や群馬県民には馴染みのあるお菓子。もち米を炒って作ったパフを、きなこ記事で包んで棒状にのし、カットしたお菓子です。
取材の中で、業界ではかなり知られる製造業者さんが廃業してしまったことや、五家宝の購入層の高齢化など現状の課題をお聞きし、これは改めて世に伝えたい、と執筆したのがこの記事です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sasakirie/20200630-00185815/
五家宝、きなこ好きな私にはとても美味しく感じたのですが、洋菓子の濃厚な味で育った世代には、素朴すぎるのかも…。反面、動物性素材を使用しない五家宝は、自然食としてのニーズは今後高まるのでは、という期待も。
地元のお菓子は、私もそうですが大人になって食べても、郷愁とともに美味しく感じられるもの。子どもたちにも、自分の住んでいる地域の身近なお菓子に目を向けてもらえたらな、と思います。