輪島の活蟹と、舳倉島の塩

最近、離島の出張続きだった主人のお陰で、離島の産品に恵まれている我が家。


先日は、輪島の朝市からズワイ蟹が届きました。
しかも活き!


せっかくなので刺身で食べてみたい、というリクエストに応えて頑張りました…

一尾は茹で蟹にしたのですが、これまで蟹は毛蟹が一番、と思っていた我が家の常識を覆しかねない美味しさでした。
茹でたての蟹が、こんなに美味しいとは!

上は、サービスの甘エビ。
こちらも濃厚な甘みで、感動的な美味しさでした。
殻も炒めてしっかりおつまみにいただきました。


そして、舳倉島の名産品の塩。
舳倉島、という地名を初めて聞きましたが、輪島市に属する島で、半径四キロ、島民数十世帯という、とても小さな島だそうです。

海水を低温でゆっくりと結晶化させるため、結晶が大きく、溶けやすいのが特徴だそう。
フルールドセルに似た形状で、おにぎりや魚、肉料理のあと塩に使うのがおすすめ。

舳倉島は、昭和のまま時間が止まっているかのようだった、という主人。

最近、お互い多忙を極めていたこともあり、月並みですが食だけでなく生活面でも本当の豊かさってなんだろう、と考えてしまう。

若い頃は、東京の一流店で食事をすることが最高の贅沢だと思っていたけど、最近は生産者の見える産地ならではの素材を味わえることが何より素晴らしいと心から感じる。

田舎暮らしや農業に転向するライターの気持ちも、最近はよーく分かるのでした。

10年後は、何をしてるのかなぁ。

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