三鷹駅北口から徒歩5分ほどに店を構える「マ・プリエール」。
人並み外れたショコラへの情熱溢れる猿舘シェフのお店です。
プチガトーは、7割以上にチョコレートを使用。
全体的にシックな色使いで、大人っぽい印象。
スクエア、ドーム、三角形などデザインも多様で、視角的にも楽しませてくれます。
100種類以上のチョコレートを使い分けるというボンボンショコラは、60品以上!
ショコラ専門ではない個人店で、ここまでの種類を揃えるお店はそうそうありません。
産地ごとのプレーンガナッシュのボンボンだけでも相当数あり、食べ比べもできるのがマニアにはたまりません。
店内にはイートインもあり、遠方からの来店でも安心。
人気の「ジャックリンヌ」は、可憐な見た目もショーケースで目を引く1品。
濃厚なチョコレートタルトの上にフランボワーズのクリーム。
ザクッと存在感のあるタルトと、なめらかで濃厚なガナッシュ、軽い口溶けのクリームの組合せが美味。
迷った末、もうひとつ選んだのは、ドミニカ産オーガニックショコラと、マカダミアナッツを使ったケーキ。
アーモンドやヘーゼルナッツに比べ、プチガトーではマイナーな存在のマカダミアナッツと、ビターなチョコレートの組合せは通好みの味わい。
せっかくなので、もちろんボンボンショコラも!
気になる産地をチョイスしてみました。
コーティングだけで7種類、中のガナッシュは3種類を使うこともあり、一粒で10種類ものチョコレートが味わえるものも。
ビターチョコレート好きなので、今回は、80~68%のものをセレクト。
食べやすく、かつカカオの個性がはっきりと感じられるのは、最高でも70%かな、と思う。
個人的には、スモーキーなドミニカ(70%)、フルーティーな香りの希少なサントメ(70%)が美味しかった♪
ミルク系も一粒、ピエモンテ産のヘーゼルナッツのプラリネを使ったクレマーを購入したのですが、ナチュラルな素材の味を感じられる繊細さがありました。
他のボンボンも、もっともっと試してみたくなる魅惑のショコラでした。