2014年オープンのパティスリーで、印象的だったのが、東陽町の「エクラデジュール」。
オーナーシェフの中山さんは、ホテル日航東京など国内でキャリアを積んだ後、渡仏。
帰国後は、京橋「ルエールサンク」のシェフとして活躍し、地元である東陽町で独立を果たしました。
サラリーマンの街という印象のある東陽町ですが、しっかりとリピーターもつき、すでに人気店となっています。
ショーケースは取材時のものなので今とは変わっていると思いますが、美しいケーキがズラリと並ぶ様にうっとり。
クラシカルな伝統菓子をベースとしながら、新しさも感じさせる個性的なケーキが並びます。
エクレアの表情も、艶やか。
全体的に色づかいが鮮やかなのも、フランス菓子らしい印象です。
とりわけ評判なのは、こちらのタルト類。
中でもミルティーユのタルトは、そのみずみずしい食感に驚きました。
ザクッと香ばしい生地の美味しさもさることながら、溢れ出るブルーベリーのジューシー感!
他のタルトもぜひ食べてみたい!
シンプルなサバランと、対照的にモダンな仕立てのショートケーキ。
あえて空気を入れて重ねることで、ふわっと食べられる軽さを出しているそう。
ショートケーキは、土地柄に合わせてシンプルな三角ショートも用意しています。
ティラミスもおしゃれ。
ザクザク香ばしいクランブルはコーヒー風味で、作り方を聞きたいほどおいしかった。
ちなみに店内には6席ですがイートインスペースもあるので、遠方からの来店も安心。
2年目を迎え、ますます個性に磨きがかかっている注目店です。