三軒茶屋の大繁盛ワインバー「uguisu」。
めっちゃ近所にありながら、いつも満席でなかなか入れず…。
オープンは、今から6年前。当時、ビオワインをメインにした店づくりをいち早く打ち出し、いまも予約困難な大人気店です。

そんな「uguisu」さんが、昨年6月にオープンした2号店が「organ」。
西荻窪から徒歩5分ほど。このあたりもいいお店がたくさんあって、住みたい街のひとつです～

カフェの居抜き店舗をそのまま活用したというお店は、骨董品とたくさんの本に囲まれた不思議と居心地のよい空間。

そして、ひと際目を惹くのはワインセラー。
なんと500本ものビオワインが収納されていると言うから驚きです！

ワインはグラス売りが中心で、700～900円。
日替わりで15種類ほどが揃うので、いろいろ飲み比べできるのがうれしい
ボトルも4000～5000円台が中心で、コストパフォーマンスのよいラインナップ。

日替わりのメニューは、「uguisu」よりもしっかりしたフレンチを意識したというだけあって、シンプルで直球なビストロ料理が20品ほど並びます。

看板料理の「鯖とジャガイモ」は、鯖のレア感とジャガイモの香ばしさのバランスが見事で、唸るおいしさ。
一口食べるとワインが欲しくなる味です。

こちらも人気メニューのブーダンノワール。
クミンやコリアンダーなどのスパイスがかなりきいていて、私のように内臓系が苦手な人にも食べやすい味。

ホクホクのアスパラガスが絶品だった、「アスパラガスと帆立の前菜　パプリカのソース」。
味付けは塩、コショウ、オイルとごくシンプルなのに、しみじみおいしい。

見た目もかわいらしい、「ビーツと無花果のサラダ」。
生姜のビネグレットで和えた少し甘めのビーツに、ゴルゴンゾーラとクルミが好相性。

せせらぎ豚のソテーは、厚さ3cm、重量300gはあるでしょうか…。
これで1700円って、ホントにいいんですか（笑）？
臭みがなくあっさりした、おいしい豚さんです。

テーブルセットもキュート！

とにかく雰囲気がかわいくて、女性は確実に好きなお店。
実際にお店の客層も、9割以上が女性なのだとか。

このお店づくりのセンスのよさは、オーナーさんがカフェ出身であることも大きいのかも。
カフェっの自由さゆえ、イタリアンやフレンチの固定概念にとらわれず「美味しい自然派ワインとワインに合う料理を、カジュアルに」というシンプルな構図が実現できたのが、繁盛の理由かなと感じました。

今度はワインもじっくり、楽しみに来たいな～。