先日試食を行なった、「デパ地下覆面調査」のガイド本も、晋遊舎さんから発売になりました~。
こちらも珍しく、顔写真とともに掲載されています(写真映りひどいですが)
各お店の一部のメニューを試食しての評価なのでこれがすべて!ではありませんが、傾向として
①和惣菜、中華総菜は味の劣化が少ない(経時変化に強い)
②逆に、なじみのない韓国、アジア系の惣菜は、品質、コスパともに課題点多し
③老舗や名店(今半、オークラ、菊の井など)は、値段は安くないが味は格段によく満足感が高い
④野菜たっぷり&ヘルシー志向は今後も続く傾向
といった特徴が感じられました。
ちょうど今、別の本でも惣菜特集を担当しているのですが、業界全体として見ると中食は今後も横ばい、または拡大傾向。
女性の社会進出や高齢化の進行が将来的にも確実な日本においては、「家庭での調理時間が長くなることはない」というのが専門家の意見なんですね。
とはいえ、今はコンビニやスーパーの惣菜のレベルも年々高まっているとのことですから、デパ地下でも勝ち組、負け組がはっきり分かれてきているそうです。
私も忙しいときは東急フードショーで買ってきたりするのですが…やっぱり一番気になるのは産地や添加物の有無といった安全性。
今後は、より手づくりに近い状態のお惣菜がもっと増えるとありがたいなぁと思います。