今月発売の「カフェ-スイーツ」にて取材を担当させていただいた「宇田川カフェ」。
経営は、ガガガSPやかりゆし58を擁するインディーズの音楽レーベルLD&K。
飲食事業に参入してカフェを作ったのは、2001年。
私もカフェ巡りをしていた頃で、地名を冠した店名が面白いなと感じた記憶があります。
オープン時は雑居ビルの空中階と目立たない立地でしたが、その後センター街に移転。
現在は渋谷にカフェ4店舗を展開し、押しも押されぬ渋谷の人気カフェとしての地位を築いています。
写真は「宇田川カフェ別館」のキーマカレー。
スパイスががっつりきいていてうま!
カフェ飯としてはかなりハイレベルで、カレー好きも大満足の味です
こちらは、2009年にオープンした「桜丘カフェ」。
店頭にはヤギ小屋があり、さくらとショコラの2匹のヤギが出迎えてくれます。
かわいすぎて癒される
渋谷駅だけでも恐らくカフェは(チェーン店も含めると)100軒以上はあり、その中で人気を保つのは容易なことではないはず。
私個人としては、宇田川カフェさんの魅力は「お客さんを限定しない懐の広さ」にあると思っているんですね。
それは、男性も入りやすい空間づくりや、親しみやすい料理を揃えたメニューにも見て取れます。
渋谷はターミナル駅で観光地でもあり、年代も趣味も雑多な人種が溢れているので、あまりターゲットを絞るよりも振り幅の広いお店のほうが、コンスタントに集客できる部分という部分はあると思います。
カフェ好きとしては、10年続くカフェが渋谷にあるのは嬉しいこと。
10年といわず、これからも渋谷の街を見守るカフェでいて欲しいです。