「庵 浮雨」クリームせいろは悶絶の旨さ

気付けばもう今年も残り10日。
今年行った素敵なお店がたくさんあるのに、全然ブログで紹介しきれていないのが心残り。
1日1投稿だと限界がありますね…ということで、年内にできるだけ急ピッチでアップしたいと思います。

まずは、ずーっとずーっと行きたくて、つい先日、取材で来訪叶った浦和の「庵浮雨」さん。
取材後、私があまりに「おいしい、おいしい」と興奮していたもので…蕎麦に目がないオットも「じゃあ年内に行く」という話になり、お休みの日の夕方に伺うことに。

フレンチ出身の店主は、神田の人気店「眠庵」で4年修業ののち、独立。
蕎麦の味はもちろんのこと、洋食の技術を生かした創作そばやおつまみも人気の理由です。

フードライターrieの食日記

お通しはもずく酢。
連日飲んでいるのに、やっぱりお酒が欲しくなる…。

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自家製とうふ。
ボウルいっぱい食べたいくらいおいしい。濃厚な風味で、オリーブ油との相性も○。

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たらこの燻製。
見た目は普通なのに、食べるとふわっと広がるスモーキーな香り。
ほかに白身魚や鴨の燻製もあり、チップにそばがらを使っているのも面白い。

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洋風鶏わさ。
オリーブ油ベースのマリネで洋風なんだけど、どこか和風テイストも感じる。

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牡蠣のバターソテー。
見た目はフレンチ!!
ケッパーの酸味やそばの実のほくほく感を加えたソースが美味。

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おそばは、名物「花巻クリームせいろ」と、「鴨せいろ」を。
花巻クリームは、アサリを加えたクリームソースに青海苔入り。
アサリのだしと、青海苔の磯の香りが絶妙です

クリームはこのほか、「カレークリームせいろ」や「サフランクリームせいろ」など日替わりで1種が登場。
アメリケーヌソースを使った贅沢な「アメリカせいろ」などもあるのは、フレンチ出身だからなせる技。

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おそばはほぼ無篩で打つそうで、「眠庵」譲りの薫り高さが特徴。
一般的には、石臼で挽いた後にふるいにかけて粉を均一にするのですが、風味を生かしたいからとあえて篩を使わないそう。
その分、打つのに技術が必要で、もちろん茹で方にも細心の注意が必要になるのですが…ぼそぼそ感もなく、見事にまとめられた美しい麺に仕上がっています。

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素敵なのは、+210円でリゾットも付けてくれるところ。
せっかくなので、ぜひリゾットも味わってみてください。

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鴨せいろは、上品な鴨のスープをいただいているよう。
鴨油の旨みもしっかり加わって、濃厚な味わい。

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お口直しに、杏の赤ワイン煮までいただいて…。

都内のそば店より価格も控えめだし、お酒のラインナップもこだわりを感じられて、素晴らしいお店。
はるばる浦和まで来てよかった!と、オットも大満足。というか、「近所にあったら毎週通うのに…」と残念がってました。
確かに、このクオリティでこの立地はちょっともったいない気もする…。

とはいえ池袋からは近いので、またぜひ来たいお店です。

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