年間を通じてパン・スイーツの取材はかなり多いのですが、最近は東京だけでなく地方も、パンのレベルがどんどん上がっているのを感じます。
なかでも印象的だったのが、ここ「政次郎のパン」さん。
群馬・前橋市の郊外にありながら、開店と同時にお客さんがひっきりなしの人気店です。
狭い店内にさまざまな種類のパンがぎっしり並ぶ様子は、千葉の「ツォップ」さんを思い起こさせますね。
懐かし系のパンから、デニッシュなどのペストリー類、最近オーナーが力を入れているというドイツパンまで、幅広いアイテムが揃うので、パン好きの若い女性からおばあちゃんまで、客層も幅広いですね。
中央のテーブルには、ハード系がズラリ。
ドイツパンは、種類も10種類以上あり、かなり本格的。
私がいただいたのは、「ゾンネンブルーメンブロート」(ヒマワリの種入り、ライ麦70%)。
ヒマワリの種とゴマがしっかり焼きこまれていて香ばしい!かなりおいしいです!
サンドイッチ類も、パンや具のバリエーションが豊富で人気商品だそう。
しかもお安い!
デニッシュ類も、都内よりも総じてお安め。
彩りもきれいで、丁寧な仕事ぶりがわかります。
こんな名店が隠れていたなんて…びっくり。
こうした立地でもドイツパンが売れるようになってきたのは、日本の食生活にパンが根付いてきたからですね。
海外の食文化をこんなに享受している国も、ほかにはないのではないかな…。
まだまだ都外には、おいしいパン屋さんがたくさんあるのでしょうね~。