フランスのショコラブランド「ヴァローナ」が今年100周年ということで、特別イベントに参加してきました。
ヴァローナは、世界のトップシェフが愛用する製菓用チョコレートをメインに展開しており、スイーツファンには圧倒的な知名度のあるブランド。私も、専門誌の取材では何度かお世話になっています。
とはいえ、一般の方が口にする機会といえば、パティスリーのお菓子や、こだわりのあるベーカリーのパンオショコラ、あとはバレンタインの催事くらいでしょうか。今回のイベントは、生産者、シェフ、サプライヤー、消費者の方などヴァローナに関係するすべての人へ100周年の感謝の気持ちを伝えるとともに、一般の方にもブランドのこだわりを改めて知っていただくという趣旨のもと開催されました。
数あるショコラブランドの中でも(価格帯的にも高価なのに)シェフたちが愛用するのは、圧倒的な品質のよさ。その理由の一つが、カカオへのこだわり。単にカカオ豆を買い付けるだけでなく、産地や生産者と長きにわたるパートナーシップを組み、高品質なカカオの生産に携わってきました。
そのため、すべての製品は生産者レベルまで100%トレーサビリティが明確になっています。
今回のイベントでは、ヴァローナを代表するショコラのテイスティングも。咀嚼して、舌の中で溶かしてから出てくる香りまでを味わうと、より深いところでカカオの個性を感じられるように思いました。
またヴァローナ100周年を記念して、渋谷エクセルホテル東急では、ニアンボとマンジャリ、2種類のショコラを使った特別デザートを展開中。本来は、個別のメニューとして提供されますが、イベントでは贅沢にも盛り合わせに!フルーティーな酸味のマンジャリ、スモーキーなニアンボ、それぞれの個性を味わえるデザートとなっています。
一緒に味わったのは、カカオパルプを使ったドリンク。カカオの香りはするのに味わいはとてもフルーティーで、ヨーグルトのような酸味も。カカオがフルーツであることを改めて教えてくれます。
なお100周年を記念して、ヴァローナのデザインカーが全国のシェフに会いに行くそうです!とても可愛いので、街中で見かけたらラッキーですね。
100周年を記念した数量限定のショコラ「コムントゥ」は、1年間の販売利益をすべて生産者に還元するそうです。
ヴァローナは以前から、CSR活動にも熱心に取り組んでおり、ショコラの美味しさだけでなく企業としても個人的に大好きなブランド。
100周年については、また別途記事としてまとめる予定ですので、そちらもぜひご覧ください!