この日は、表参道にある中国料理「エッセンス」さんへ。
医食同源という薬膳の考え方を取り入れつつ、ワインとのマリアージュを提案するなど、新しい薬膳中華のスタイルを打ち出して女性や食通に人気のお店です。
オーナーシェフの薮崎さんは、横浜中華街の「菜香」グループで総料理長を務めた後、独立。
ソムリエの資格も取得されるなど、料理に対して非常に勉強熱心な方です。
「牛アキレス腱と白キクラゲのコラーゲンあんかけ」。
プルプルのコラーゲンが女性に嬉しい一品。きくらげのコリっとした食感も楽しい。
アキレス腱や白キクラゲ自体には味がないので、こちらは薬膳の素材を加えた白湯スープで煮込んでいます。
「気力を補う生薬と牛ホホ肉の煮込み」。
中華料理では、「上湯」や「清湯」と呼ばれる鶏ベースのスープを常備し、いろいろな料理に使うことが多いのですが、こちらではベースのスープに馬や羊も使った贅沢なスープを常備。
これも、美しい黄金色のスープを存分に味わえるメニューです。
香菜とピータンとハタの切り身入り煮込み麺。
スープに使っているのは、香港でよく食べられている「ハムユイ」という発酵させた干し魚。
臭いはちょっときついですがいい味が出るので、現地では炊き込みご飯や、みをほぐしてチャーハンなどに使われています。
やさしい味で、するするっと胃に収まります。
ここはランチが16時までで、しかもとってもお得な内容なのでオススメのお店なのですが、夜もアラカルトが100品ほどあり、食べるのが好きな方は刺激をもらえること間違いなし。
(以前のランチの記事)
体力を消耗するこれからの時期は、食事もなるべく体にいいものをとりたいですよね。
体を冷やす、スタミナを養うなど、この時期ならではの内容に気をつけて夏を乗り切りましょう