夏でも燗酒を飲む我が家で、ずーっと気になっていた「カイ燗」さん。
素敵すぎる店名の通り、燗酒しか置いていないお店です。
マニアックなお店なので、なんとなく敷居が高いイメージがあったのですが…予約の電話からしてご主人の気さくなお人柄が伝わってきて、期待感倍増
店構えは、かなりな隠れ家感。
真夏ですが、ビールなしの燗酒スタートです。
お通しからして酒を誘う!
おいしいと評判だった「アジの梅里和え」。
なめろう的な料理をイメージしていたら、アジの切り身を白ごま、梅、海苔で和えたもの。
これ、日本酒以外に何のお酒が合うのでしょう!!
大根おろしも、カイ燗流。梅とネギ、海苔で和えてあります。
こちらは生酒は置いておらず、なかには精米90%なんてお酒も!
普段は純米酒を飲んでいる我々にとっては、飲んだことないラインナップがズラリ。
いただいたお酒は…
まずはやわらかめなお酒から、「旭菊」。
飲みやすくて、食中酒向き。山廃好きなオットは、ちと物足りない様子。
もっとどっしりしたの~とリクエストして出していただいた「おん」。
これはかなり荒々しい!でも酸味のあるぬか漬け系と相性バッチリ。
ワインと同じで、猪口によって味わいも変わるのが日本酒の面白いところ。
私は左の、薄口な感じが好きです。
「旭菊」と「おん」の中間くらい、と出していただいたのが「辨天娘」。
H20年ですが、そこまでどっしり感もなく。少ーし冷ましながら、ゆるゆると飲めるお酒。
メイン級のお料理「酒粕ペンネ」がまだ余っていたので…もう1種類追加で「花垣」。
この酒粕ペンネ、私的にとっても好み!弱い人はこれだけ食べても酔いそうかも…。
基本的にお料理はおつまみ系で、500円前後とリーズナブル。
これだけ食べて飲んで、2人で6000円台は素敵
ワインと一緒で、日本酒との出会いも一期一会だと思う。
まだまだ飲んだことない日本酒が全国にあると思うと、ワクワクしますね!