イタリアンが続いています。
今回は日本橋の有名店「フェアドマ」。
各メディアへの露出も多い、かなり評判店ですよね。
色々とお世話になっている漢の粋さんとか、ブロガーさんの評価も高い。
北イタリアのジェノバ料理を得意とするこちらは
見た目はシンプルながら、印象に残る料理。
東京風に洗練したスタイルと言うより、イタリアの郷土に忠実。
イタリアンの原点って、きっとこういう素朴な料理なんだろうな、と感じさせてくれる。
この日はランチで。
ランチは、1200円のワンプレート、1800円と2900円のコース。
パスタが目的なので、1800円のコースを。手打ちパスタも選べるしね。
初めに、オリーブのペースト「オリワデ」とフォカッチャ。
フレンチでパンにリエットとか出す店は少なくないけど、イタリアンって普通は何もなしかオリーブオイルのイメージ。
こういうのがちょっと添えられるだけで、センスいいなあって感じます。
前菜は日替わりで、この日はパルマ産生ハムのサラダ。
下には、食感固めのしっかりした葉野菜。中国野菜みたいだけど、何だろ。塩気のある生ハムと食べるとちょうどよい感じ。
そしてパスタ。
ここで一つ、ありえないミスが…。
そうです。
オーダー時に「手打ちで」とお願いしなかったので、スパゲッティで出てきてしまったのです…これは大ショック。
「三陸産イワシのシシリア風香草パン粉焼のスパゲッティ」
これは好みが分かれる味かも。私は結構好きな味。
イワシの強烈な香り。塩味がきつくなりがちな食材だけど、見た目よりやさしい味わい。パン粉で焼いているからまろやかなのかな。
デザートとコーヒーも付きます。
この日はリンゴのケーキ。
素朴だけどおいしい。ざくっとした食感もいいですね。
食後にいただいたコーヒーは
最近行ったイタリアンの中でもダントツに美味しかった。
たまに「これならいらないや…」ってお店もあるしね。
小さなことだけど、大事。
ここ最近、ランチでイタリアンに行く機会が多かったけど
同じ価格帯でも、組み合わせによってお値打ち感が変わってくるのが面白い。
例えば、前菜もパスタも選べるけどデザートがなかったり
前菜が盛り合わせで、スープもついたり
前菜は決まっているけど、デザートまでついたりとか。
同じ価格で選ぶときの基準って、トータルの満足感だと思う。
例えば、しっかりした前菜が出てきたらデザートがなくても満足だし。
コースを一通り食べて、「満足!」って感じられる組み合わせって、自分の好みはもちろんだけど、お店によっても違うんだなと実感。
ただ、肝心のパスタが美味しいことは必須だけれど。
「フェアドマ」の松橋シェフは、クセがあると聞いていたけれど
料理好きな人に対しては、とっても気さくな方。
もっと色々と聞いてみたくなります!
今度は、シェフの真髄が味わえる夜にぜひ。
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「フェアドマ」
中央区日本橋本町2-1-14 石橋ビル1F
03-3272-5208
11:30~13:30LO 18:30~21:30LO 火曜定休