駅前開発の進む東戸塚に、今年3月にオープンしたパティスリー。
オーナーシェフは、ルコントで5年間修業ののち、渡仏。
2年間の修業を経て、帰国後は、「ザ・ペニンシュラ東京」、戸塚「カナール」にて修業ののち、独立をはたしました。
プチガトーは20品ほど。
1個450円程度と、界隈ではやや強気の価格設定。
パイナップルクリームとココナッツマカロンを組み合わせたスペシャリテの「ヴィクトリア」など、フランス菓子らしさを意識したケーキがそろいます。
焼き菓子コーナーは、200円台のドゥミセックが中心。
フィナンシェやガレットブルトンヌなど、15種類ほどが並びます。
オススメの焼き菓子たち。
なかでもシェフの思い入れがあるというのが、右上の「ミロワール」。
アーモンドパウダーを加えたメレンゲの中央にクレーム・フランジパーヌを絞り、アーモンドダイスをまぶして表面に煮詰めたアプリコットジャムをぬり、乾かしてからさらに仕上げに洋酒や薄めたフォンダンでつやがけするという手間、非常に手間のかかる品だそう。
修業先の「ルコント」の味をベースにした、クラシカルな味わいです。
本格的なフランス菓子店が少ないエリアなので、受け入れられるまでに困難もあると思いますが、信念を貫いて頑張ってほしいお店です!