ナカメの知るひとぞ知る隠れ家「豚鍋研究室」。
看板がなく、本当に探すのに大変な店。
または恵比寿の「中村玄」。
いわゆるマンションをピンポーン系の隠れ家。
その系列の最新店舗がコチラ「月世界」。
野菜を主体にしたこの店では、超珍しい野菜の数々がいただける。
一応飲食店の取材を生業にしている私ですら、「ナニコレ!」の野菜のオンパレード。
なにせ大根だけで、黒、赤、青など7~8種類。
ごぼうのような色をした大根、見たことあります??
そんな珍しい野菜を、お客好みの調理法でいただける。
例えば、「●●茸を塩味の炒め物で」
「青菜系の野菜を、ピリ辛系で」などなど。
サラダ一つとっても、色んな野菜が入っていて
「これは何ですか」とお店の方に聞くのも楽しい。
写真のメニューはこんな感じ。
「白霊茸の魚香醤・四川風」
つるりんとした白霊茸を、ピリ辛の醤油炒めでいただきます。
他の野菜は、赤ねぎ(周りがピンク色なの!)、黒あわび茸、青大根(全部緑色!)などなど。
濃い目の味付けがお酒に合います。
続いて「マコモ茸の自家製海鮮醤」。
中華ではおなじみのマコモ茸を、海老やほたての貝柱のエキスが効いた自家製調味料で。
シャキシャキしたマコモ茸は、それだけで甘みがあっておいしい。
他にピーナッツの新芽(もやしのような見た目)、黒長大根(周りが黒!)などが入ります。
この店の看板メニュー「コラーゲン鍋」。
見るだけでちょっと引くコラーゲンの多さ。
豚肉や鶏肉にもこだわりが。
ちょっと変わりダネ「細切り豆腐の香菜和え」(写真奥)。
乾燥湯葉を細切りにしたような豆腐(中国の食材らしい)をピリ辛醤油味で。
香菜が効いているのがいいですね。
豚肉料理も一癖あって。
こちらは「紅腐乳肉のから揚げ」(写真手前)。
豚の肩ロースを、紅腐乳の衣で。
腐乳がだめな人は…きびしいでしょうね。
塩辛や島豆腐系の発酵食品が大丈夫な方は、酒のつまみに合いますよ。
お値段的には安くはないですが(酒込みで5000円くらい?)
話題性のあるお店。
普通の中華に飽きた方や、サプライズ的にはいいと思います。
スタッフ数が少なく、厨房も狭いので、混雑時には待つかもしれません。念のため。
本日もランキングお願いします。
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「月世界」
渋谷区道玄坂2-26-5 ひまわりビル1F
03-3770-2870
18:00~翌1:00(24:00LO) 日曜定休
細切り豆腐の香菜和え750円、マコモ茸の自家製海鮮醤1300円、白霊茸の魚香醤・四川風1400円、おまかせ炒めもの1500円、 コラーゲン鍋(肉)一人前1900円
お店のHP
↑こちらに野菜図鑑も載っていますので参考に。ぐるなびHPもあり。