
「あなたの『おいしい』を、だれかの『うれしい』に。」をミッションに掲げ、サステナビリティに配慮した原材料を用いたコーヒーやスイーツを提供しているブランド『imperfect』が、3月6日、丸の内に新店舗『imperfect
MARUNOUCHI ROASTERY』をオープン。内覧会にお招きいただきました。

『imperfect』は、2019年に表参道ヒルズ同潤館にオープン。2023年11月に店舗営業を終了後は、オンラインショップなどで商品を展開していました。環境問題やコーヒー産地での課題に対して、消費者一人ひとりが商品の購入を通じて「投票」というかたちで支援のアクションを起こせる仕組みがユニークなことと、販売しているコーヒーやスイーツがおいしいので、私も何度かメディアなどでご紹介させていただいていました。

旗艦店ともいえる丸の内店は、「ロースタリー」と店名に掲げる通り、店内で焙煎したコーヒーを楽しめるのがポイント。歴史ある建物も多いビル群の丸の内界隈では、防災面などの理由でコーヒーの焙煎機を設置する難易度が高く、ロースターのあるカフェは少ないのだそう。そこで丸の内店では、米・Bellwether
Coffee社が手掛ける最新の全自動無煙ロースターを導入(日本国内での導入実績は、銀座の無印良品をはじめ10台程度のみだそう)。

この焙煎機、実際に目にしてみると、本当にコンパクト!焙煎機そのものは小型の製品もありますが、実際に店舗に設置するとなると、排気ダクトをはじめ規模によっては消煙設備なども必要になり、かなりの面積をとることに。その点、これはカウンター内にすっぽりと収まっていて、見た目もスマート。かつ、焙煎のプロファイルはPCで操作できるため、焙煎士がいなくとも店内焙煎が可能になるのもポイントだそう。オフィス街や地方の道の駅など、さまざまな場所で需要がありそうだなと感じました。

カフェでは、この焙煎機で焙煎した「imperfect Marunouchi
Blend」を含む全11種類のコーヒーをハンドドリップで提供。表参道店でも人気だったアイスクリーム、さらにオープンサンドや焼き菓子なども揃います。

レセプションでいただいたのは、夏にオンラインショップで販売していたコーヒーソーダ。廃棄されてしまうコーヒーチェリーの果皮「カスカラ」を活用しており、ローズヒップのような甘酸っぱさがクセになります。

店舗があるのは、三菱商事本社ビル内に新たに誕生した情報発信拠点「231
PLACE(ニイサンイチ
プレイス)」内。1階にロースターとカフェ、フラワーショップ「LORANS」が入居しています。「LORANS」は、障害や難病と向き合うスタッフを積極的に雇用しているブランド。生花のほかお祝いの花やドライフラワーなども扱っており、ビジネス街で非常にニーズがあるのではと感じました。

2階は、客席を兼ねたパブリックスペース。三菱商事が支援する社会貢献活動を一般の方に向けて発信する場となっており、現在はアートビリティ(障害者アーティストの活動支援を行う団体)に所属する石附若菜さんの作品が店内の随所に飾られています。石附さんのことは初めて知りましたが、とても素敵な作品ばかり!私も欲しくなりました。2階では、今後も様々なイベントを企画していくといいます。

imperfectが創業以来掲げる「実業を通じて社会課題の解決に取り組む」という理念が形になった『imperfect MARUNOUCHI ROASTERY』。社会貢献をするために、ではなく、「おいしいコーヒーを飲みたい」「スイーツで癒されたい」といった理由でお店を当たり前に利用する人が増えてくれたらいいなと思います。